天皇ごっこ

見沢知廉の「天皇ごっこ」の言葉が素晴らし過ぎたので、
ここに書き記しておく。


「いいか、先の大戦では、陛下の名においてさえ人殺しが美徳だった。
陛下の名においてアメリソ連にぶち殺されたのはそんなもんじゃない。
一人殺せば殺人者、二人殺せばこうして無期で獄死に怯えるが、何十万と殺せば英雄だ。
二十年三月十日は一夜で十万が死んだ。
沖縄の住民は十万が死んで焼かれ、エノラゲイは一瞬に七万八千人を焼き五年で二四万人を殺した。
八月九日は一瞬で二万三千人だ。
しかしルーズベルトトルーマン
スターリンエノラゲイの乗員は鉄格子の中でこうして苦しみもがいたか?
もし近々アメリカが中南米に兵を送り、
中東を無差別空爆し何十万人を虐殺しても、
軍人は勲章をもらいTVで得意げに会見し、
大統領の支持率は上がるだけだ…人殺しのどこが悪い!」


「殺して何が悪い。みんな人殺しだ。
それがどうした。…教えてやろう。
いいか、陛下の御巡幸はみそぎだった。
あれで全国の殺し殺されの傷はいやされたんだ。
過去のどんな罪ケガレも清めてしまう、それが天皇制なんだ。
日本の歴史の連続性なんだ。
その象徴が恩赦制度だ。
それがてめえら管理するだけの獄吏にわかるか!」