ひとりで解禁

遅ればせながら、
ひとりボジョレヌーボー解禁パーティしてます。
せっかく、2千円だして買ってきたのに、
家族の人は誰も飲まないので。
フランスパンにチーズ塗って、
コンソメ風味の野菜スープを作って、
一緒に頂いたら、超うまい。
ワインの色もキレイです。
IKEBANAのCDが届いたので聴いてます。
シンプルで奥が深いというかんじ。
少しsuzukiskiを彷彿とさせる。
はっきりと、これがいいというのはないのですが、
なんとなくとてもいいです。
胸がそわそわして、
とても大事な事を思い出させてくれるような、
そんな私好みの、けして万人受けしない音。
お酒を呑んでいると、
都会に居たら絶対に呑んだくれてたろうなと、
思う。
毎晩飲みに行って、毎晩馬鹿みたいに酔っ払って、
たまに虚しくなって、でも辞められずに、
飲んだりしたんだろうと思う。
もしかしたらアル中になるぐらい、
お酒に依存する人生もあったかもしれない。
私の世界はいつも雑然としていて、
どれがどれだかよく解らない世界を
不安定に生きて、それって多分、
キリストや、イスラムのように、
一神教ではなくて、八百万の神が居るって
ことなのかしらと、思ったりして、
とにかく、いつまでたっても、
すっきりしなくてメンドクサイのだけど、
日本人って多分そういう人種なのだと思い、
オウム真理教だとか、秋葉原のオタクだとか、
ジャニーズの追っかけだとか、
村上春樹とか、よしもとばななについて、
思い巡らすのだけど、
とにかく、私達は信仰することについて、
もう少し考えるべきなのだろう。
恋は信仰に近い気持ちだと思う。
私達日本人がどれだけ、自由で、
その代りに、不安定で曖昧で繊細な
精神構造を抱えて生きてるのかという点について、
もっと、日本人自ら問いかける必要がある。
世界で評価されている日本人の作家について思う。
言葉によって表されていく、
人類共通の心の問題がある。
人ってなんだろう。
世界ってなんだろう。
つまり、命ってなんだろう。
全人類共通の根源的な問いについて、
私達は真正面から向かっていく必要がある。
それぞれが、それぞれの立場や方法で、
それを実践しているのだろうけど、
落語や、音楽や、小説や、絵や、彫刻で、
私達は宗教と哲学を同時にこなしていく。