2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

どん詰まりのその先へ

音楽とういものは不思議です。 いつの間にか私の意識に絡みつき、 スルリとその隙間に入り込み、バチーンと反応して、 ビリビリと体中に電流が流れて、 私は解放されるのです。 まるで、わたしが、今、このタイミングで、解放されなくてはいけないみたいに、…

「声」2

暗闇の中で横たえなさい。 闇はけしておそろしいものではありません。 あなたが今必要なことは、 そのことに早く気付くことです。 闇の中をさまよい歩き、 徹底的に孤独の深海を歩き、 出会うものは深海の奇形魚のような生き物ばかりだとしても、 彼らはとて…

「声」

あなたが美しいと感じることはなんですか? それが信仰です。 本当に美しいものには、 一種の信仰がつきまといます。 世界はいつだってまばゆく、新しく更新されていく、 そのことを感じることです。 美しいものは、至る所に隠されています。 それを見つけ出…

魔女は恋をするとただの女になる

ジブリの「魔女の宅急便」で、 キキがスランプに陥る。 あの怖さ、知ってる。 飛べなくなることが一番の恐怖。 飛べることさえ出来たら、それでいい。 魔女は恋をするとうまく飛べなくなる。 魔女はただの女になってしまう。 飛びかたを忘れてしまうのだ。 …

信仰と闇

闇を意識しだしたのはいつ頃だろうか。 たぶん中学生ぐらいのとき、 よくわからない違和感、言葉にならない違和感を感じて、 どこか隅の方にやった世界がある。 今思うときっとそれが「闇」だったのだろう。 きっと闇に飲込まれたら、 私が私でなくなると感…

光るこども

いつ頃だろうか。 ワタシの中に光る子どもがいる。 明るい明るいところで、 重力の無いところで、 ふわりふわりと生きている。 なにも寄せ付けず、 ひとりきりで生きてる。 明るすぎて、取り憑く島がない、 という状況。 近づくと、邪な生き物たちは灰になっ…

ただ見ている

ただひたすら見ている。 この世界を、この世で起きているなにかを。 見ているだけでわたしは何もしない。 私が関わるべきところはどこにもない。 深い深いところを漂い、 みんなの本当のところを探り、 私はじっと見つめている。 魂の奥の奥のほう。 世界は…

まだ生きている

最近、私が「死」のことばかりを考えていたからなのか、 本当に知り合いが自殺した。 もしくは、知り合いが強烈に「死」の匂いを放っていたので、 それを勝手に感受していたのかもしれないなー、 なんてことも勝手に思った。 喋った事のある人が、 「自殺」…

魔女の森

森の中で魔女が暮らしていました。 魔女は猫と暮らしていました。 庭にはときどき、鹿や狸や猪がやってきて、 魔女に森の情報を教えるのでした。 「あそこにおいしいキノコが生えているよ」 「あの木の実は食べごろだよ」 そんな風にして食べ物の在処を動物…

バランスの悪さ

ふと、「バランス悪いな〜」と思う。 自分のこのバランスの悪さなんとかしたい。 そしてもう一つ気付いた事。 いつも自然に助けられているということ。 海に触れたときに得る何かであったり、 太陽の光を浴びたときのいいようもない生命力だったり、 人生が…

土地の力

現代、ソーシャルネットワークというのがあり、 ネット上で、友人や、見知らぬ誰かと繋がり、 常時情報を公開する、というのが流行っている。 そして大抵、その記事に対して、当たり障りのないコメントを書いて、 とりとめのない自己満足や他者認識を得る、 …

魂の奥の奥のほう

大阪で無差別殺人事件が起きた。 あの犯人は全ての人間のドロドロを吸い込んだ、 じつに生命力に溢れる生き物である。 顔を見ればわかる。 無差別殺人犯と私達は繋がっている。 それが事実。 無差別殺人は私たちが引き起こしている。 宇宙の仕組みはそういう…

青の時代

梅雨の合間にさわやかに晴れた朝、洗濯物を干しながら、 陰鬱な気分を抱えて、日の光を浴びていたら、 どうしようもない生命力のようなものを底の底の方から感じ、 くつくつと笑い出したくなるような気分になる。 ピカソではないけど「青の時代」と名付ける…

真っ黒い底辺

統合されないつらさ。 ばらばらになっていく痛さ。 自分が何を望んでいるのか、 わからなくなる瞬間が一番きつい。 何者でもないわたし。 世界が分離し、 ばらばらになって、 私は散り散りになる。 宇宙に点在して生きている私。 私は点々の生き物。 ただ黙…

書くことは救うこと

何かを書くことは、救いである。 私は書くことで救って来た。 自分の魂を。 どんどん落ちぶれて、荒んでいく魂を、 そのまま書くことで、なんとか生きながらえ、 命を与えていえる。 自己愛の塊なのである。 自己愛がなければ、書く事なんて出来ない。 自分…

光と闇

「人はなぜ自殺するのだろうか」 と、考えている。 どうして自らを死に追いやるのだろうかと。 この世界の光と闇の量が一定量だとして、 光にしがみつき奪い取る人間がたくさんいたら、 全体的に光の分量が足りなくなり、 闇が極地的に濃く深まり、闇に支配…

封印を解く

クリアになると見えてくることがある。 クリアじゃない状態というのは、 頭の中がぐちゃぐちゃで、心も八つ裂きにされるぐらいの葛藤で、 「苦しいー死にたいー」 と、ほんとに思う。 でも、ぐちゃぐちゃで苦しいという状態は、 これまでの状態から抜け出そ…

海へ帰る

今日も海のことを考えていた。 海はもしかして、エネルギーを充電するというよりも、 心のもやもやを吸い取ってくれたんじゃないかと思う。 手と足を海に浸した瞬間に、 するん、と取れたのではないかと。 いつの間にか抱え込んでいた何かを、 全部持ってい…

海のちから

今日は海に足を入れた。 手も入れた。 海水は適温で、 まるでお母さんのお腹の中みたいだった。 誰かに、「君はここから産まれたんだよ」って、 言われても納得いくとおもう。 海はやさしくて、 あたたかった。 お母さんだった。 でも、津波でたくさんのもの…

自己分析

最近こういう心の動きがあった。 昨日とある人にこう言われる。 「悩んでるね。旅行いった方がいいよ。」 私はそれを聴いた瞬間、 自分が真剣に考えてる事を「悩み」で片付けられた事に、ムカー、とし、 「悩んでないです。全然旅行なんて行きたい気分じゃな…