2010-01-01から1年間の記事一覧

はてなダイアリーよ、さようなら。

という訳で、なんとなくブログサイト(?)を変えます。 気分転換に引っ越し。 ブログの引っ越しはお金もかからないしいいですね。 それでは、はてなさんさようなら〜新しいブログアドレス http://manjuu33.blogspot.com/

いろいろなことが行き詰まる。南無。

U-zhaanさんの新しいアルバムがめちゃくちゃかっこいいので、 みなさんダウンロードしたほうがいいですよ。 1曲目がYMOのライディーン(新しいやつ)の、 個人的にすごく気持ちがいいと感じる部分と通づるものがあります。 これにはU-zhaanさんのツイッター…

冷凍庫にあるキットカットは誰のもの

会社に行ったら、上司が冷凍庫を整理していて、 4年前に賞味期限が切れているキットカット(未開封)が出てきた。 上司が普通に捨てようとしていたのを制止して、 「コレまだいけますよ」と普通に食べようとしたら、 上司二人から「絶対お腹壊すよ」と忠告…

さて死んだのは誰なのか

先日、幽霊の話し、死後の話し、宇宙の話し、 をBちゃんと繰り広げていたのだけど、 やはり全て私自身が観た事も体験した事もないので、 どうしても想像しかできないのだけども、 死んだら終わりだとはどうしても思えないというのが本音だ。 いや、終わるも…

人生は愉快だ

池田晶子さんの『人生は愉快だ』を読む。 難解と思われがちな哲学をわかりやすい言葉で、 ひたすら考え文章を書き続けた人。 2007年に腎臓がんで亡くなっている。 私はこの人の文章に出会う事は必然だったとそう思っている。 というか、全ての出会いは私にと…

名前のまえ

今日はひさびさにBちゃんとおしゃべり。 やっぱりすごくおもしろい。 いいことをたくさん聞けた。 Bちゃんは再会するときはいつも、 なにかしら新しい事を吸収していて、 そのおもしろい所を全部細かく話してくれるからありがたい。 Bちゃんが今回話してくれ…

33な日

今日はチリで33人の作業員が救出された。 出勤するとタイムカードが差してある棚の番号が偶然にも33。 車のナンバーは33。 大学時代の学籍番号は33番だった。 と、いうわけで33はなんかわりと人生で眼にとまる数字なので、 勝手にラッキーナンバー…

ハリケーン・ドロシー

以前は「自分のものにしたい」っていう他人の欲望 (これを人は恋と呼ぶ)にふらふら巻き込まれて、 これといった抵抗もせずに、 その欲望を満たしてみたりしていたけれど、 (愛ってそういうもんだと思っていた。) (今もそう思っている節がある。) そう…

バナナマンとラーメンズとおぎやはぎ

そういえば、私は大学生のころラーメンズが好きだった。 ラーメンズのDVDを当時付き合っていた彼氏と一緒に、 しょっちゅう観ていたものだ。 いつかライブを観てみたいと思っていたのだけど、 結局まだ観に行けていない。 というかここのところ関心が向いて…

新しいものは懐かしい

朝から山への想いを募らせつつ、今日は映画を観てきた。 安藤モモコ監督の『カケラ』。 ふと新聞の映画欄を眺めていると、 ポルノ映画館の卑猥な言葉の羅列の横に『カケラ』の文字を偶然にも発見。 伊勢でやっと公開したことを今朝知り、そのまま映画館に直…

熊野古道ふたたび

天気もよいのでまた熊野古道に行ってきた。 天気がいいと山が呼んでるような気さえしてくる。 今回もさくさく歩いていると、 頭の中がどんどん山モードになっていくのがわかる。 山にある自然そのものが、私を丸ごと飲み込んで、 眼に映る風景、匂い、気配、…

カプセル

例えば、私たちはカプセルに入ってこの世を漂っているようなものだ。 いつもカプセルの中から外の様子を伺ってのぞいている。 カプセルの天井はカプセルに入らないとみえない。 つまり自分のカプセルの天井に映し出される模様は自分にしか見えていない。 だ…

もうこんな時間

何でもひとつのものを創ろうとする時の、気持ちよさってある。 もちろん、途中でうまくいかなくなったり、つまずいたり、 少し気にくわないところがあるとやり直してみたり、 なかなか手こずることもあるけれど、 そんな風にやり込む作業は嫌いではない。 手…

maboroshi no hukei

山に登ったあとに、奥まゆみさんの作品を観に、 紀伊長島のゆうがく邸に向かった。 NPO団体の方が、芸術家の人たちに滞在してもらえるように、 部屋を提供したりしているそうだ。 時々、イベントをしたりしているところ。 作品は2点展示してあった。 ひとつ…

kumano kodou

自分の足で峠を越えるという行為は、 色々な感覚を蘇らせてくれる。 静寂の中にある濃密ななにか。 山に自然に存在している、匂い、音、空気、 それらが私全体を包み込み自分の中に眠っている感覚を喚起させる。 どんどんと研ぎすまされていく。 自然は不親…

pokonyan to nakamatati

「もしかして音楽とかされてるんですか?」 そんな質問される場面が私の人生には多々ある。 その度に全力で否定する。 「いやいやいや、私はなにもできないんです。聴くばっかりです。」 相手は、ふーん、となにやら不思議そうな顔でこちらの顔を伺っている…

熊野古道から東京へ(走り書き)

10/1(金) はじめて熊野古道に行った。 山に登るというのは初体験だったけれど、なかなか感じることが多々あり。 その辺はまた別で記したいと思う。 山はこれからも定期的に登りたい。 その後、紀伊長島にあるゆうがく邸という場所で開催されている 奥…

信仰について

例えば私が宮沢賢治が書く宇宙に激しく心を揺さぶられたり、 尾崎翠が書く苔の恋にときめいたりするには、 やはりいくつかの共通点がある。 万物を慈しむ眼と、こんこんと湧き続けるエネルギーと、ユーモア。 そして両者の生き方として、実際に苦しんでる人…

見えるもの見えないもの

自分で自分の人生の物語を掴めている人は強い。 こうだと思って突き進んでいたのに、 ふと立ち止まってしまって、どこにも進めなくなることがある。 迷子になる。 それは自分が考えていたストーリーが 自分の人生に当てはまらなくなるからだ。 それ以上の発…

雨がやんだら行かなくちゃ

「人間とはどう頑張ったって筋が通らない生き物だ。」 尾崎翠を読む。 そこにある空気。魂の在り方。全てが私をあたたかく包んでくれた。 出会えてよかった。 とうとうと流れる軽快な言葉のリズムは、 人という生き物の可能性について示唆する。 「このまま…

夜の名前

昔はキセルには随分お世話になったけれど、 今も変わらずに彼らの音楽を聴くと胸がぐっとなって切なくなるなぁ。 電子音がたまんねぇよ。 ところでこないだの“カクバリズムのぐうぜん”に行ったとき、 一緒に行った女の子が星野源のライブをみて泣いていたの…

やらなきゃならないことは精一杯やるってこと

“植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない」”を読む。 前回は植木等が父親のことを書いた本を読んだのだけど、 今回は戸井十月という方がインタビュアーとなり、 亡くなるほんとに一年ぐらい前に植木等にインタビューしてまとめた本だ。 人と人の不思議…

そばにいたいよ

猫という生き物は、人間よりも、 “きもちがいい”を感知する能力に長けているのかも知れない。 外に行くとりんりんと首輪の鈴を鳴らしながらどこからともなくやってくる。 そしてまず最初に「ニャー」と軽く挨拶。 足の周りをぐるぐるして、スリスリしてから…

悩むな考えろ

精神的な病に冒されていないことのひとつに、 考え続けている、というのがある。 考えることはエキサイティングでとても刺激的なのだ。 新しいことを知ること、新しい世界が広がることが、 何よりも楽しい。 悩んでいる、とは少し違う状態。 ただ、もやっと…

夢を喰い続けた男

植木等の『夢を喰い続けた男 おやじ徹誠一代記』を読む。 主に植木等のお父さんの話だ。 ミキモトに勤めていたこととか、 部落解放に運動に参加していたこととか、 キリスト教の洗礼を受けていたりとか、 お寺の住職になったりとか、 社会主義運動に参加した…

お家へ帰ろう

家に帰ると、居間にある無駄にでかいテレビに、 糸井重里と矢沢永吉がうつっていた。 いつもは韓国人(韓流)か政治家(ニュース)ばかり 映っていていてうんざりるすはずなのだけど、 今日は違っていた。 しかも、どこか聞き覚えのある声のナレーターだな、…

たしかでふたしかなもの

来週あたり、熊野古道に行く予定。 画家さんの個展がひらかれるため。 タイトルは『たしかで ふたしかな もの』 すてき。 10月最初の週末は千葉の友達と嬬恋で遊ぶ。 それから高木正勝さんの個展を見に行く。 それから星野源とタム君のライブをみる。 だい…

永遠の現在

ようやく色々なしがらみから解放されつつあるなーと思った。 私の役目が終わったのだ。 もう戻ることはない。 私という存在がまるでなかったかのように煙の消えるだけ。 そうやって徐々に人の記憶から薄れていけたらいい。 私は誰からも求められてない。 そ…

家族依存症

うち絶対これだよなー、とね。 MSNのニュースに取り上げられていたんだけど、 ぐさぐさきた。 この問題は、 「家を出たい、自立したい、離れたい」 の、気持ちの裏に楽して生きたい、という気持ちもあり、 そして、その気持ちを助長させる親がおり、 なんと…

検索少女

やっと重い扉が、ギギギと動いた。 すごい、すごい。 こんなにも世界がくっきりと成る文章と出会えた。 載せておく。 “遠い声”より。 日本人は神代の頃から変わっていない。 今の世の中を覆っている危機なり閉塞感は、 べつに今に始まったことではないのかも…