バナナマンとラーメンズとおぎやはぎ

そういえば、私は大学生のころラーメンズが好きだった。
ラーメンズのDVDを当時付き合っていた彼氏と一緒に、
しょっちゅう観ていたものだ。
いつかライブを観てみたいと思っていたのだけど、
結局まだ観に行けていない。
というかここのところ関心が向いていなかった。
 
最近、バナナマンのラジオをポッドキャストで聴いている。
ぐだぐだとくだらないトークの連続もおもしろいけれど、
時々本気モードになって語りだすのがいい。
設楽の頭のキレ具合というか、物事の見方がかっこいいのだ。
日村は日村で、人の良さというか素直さというか優しさがあって、
好感がもてる。
 
そういえば、大学生の頃観たラーメンズのDVDで、
バナナマンが時々登場していたのだ。
仲がいいんだな〜程度に思っていたけれど、
ラーメンズが別格だと思っていたので、あまり気にしていなかった。
ここのところ、バナナマンがテレビでもよく活躍していて、
星野源とも繋がっているようだしと思って、
ちょっと注目しだしているのだけど、
ライブDVDなんかも面白そうだ。
 
彼らに共通して創るネタから醸し出されている雰囲気は、
なにかのブログに書いてあったのだけど、
星新一ショートショートの演劇化』なのだ。
それが吉本の芸人にはない世界。
落語にも少し通ずるかもしれない、とふと思う。
まずよく出来たストーリーがある。
それを産み出す技術を持っている芸人はなかなかいない。
しかし、バナナマンラーメンズは違う。
話を作るところから出来ているし、
そこには圧倒的な演技が出来る役者のような芸人がいる。
“お笑い”では終わらない何かがある。
 
ラーメンズ片桐仁は時々テレビで見かけるけれど、
小林賢太郎はどうだろうと検索してみると、
相変わらずなんやかんやとしているみたいだ。
彼は彼独自の世界を黙々と歩んでいる。
いつか観に行ってみたい。
 
そしていずれ再びラーメンズバナナマンの絡みがみてみたい。
ついでにおぎやはぎもいるとさらにおもしろいだろう。