2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

とけない魔法

世界の仕組みが少しわかった気がした。 「ははーん、なるほどね、そういうことね。」って、 独りでニンマリする。 わかると心が静まる。 わからないから心が暴れているんだと思った。 「わたしをもっと知って!」 って、見つけてもらいたがってる。 そういう…

キレイもキタナイも全部

「嫌い」と思うのは悪いことだと思っていた。 どんな悪人にもはいくつか良いところがあって、 環境とか、そういうので、しょうがなくそうなった。 だから、むやみに「嫌い」だとか「悪い」だとか、 決めつけてはいけない。 というのを信じていた。 でも、ほ…

軽蔑

「軽蔑するってこういうことか」と、 最近その言葉が実感を伴ってやってきました。 他に言葉が実感を伴ってやってきたことと言えば、 「自分というものはない」という言葉。 これまで何度も思ったのですが、 よりリアルに深く濃く私のところにやってきました…

孤独→不快→馬鹿

最近はよしもとばななを読みまくっていて、 もうかつてないほどに、文章の中の住み心地がよくて、 これはほとんど依存と言っていい。 なんで本を読むかというと、自由になりたいからだ。 表現はなんでも、自由になる為にあるべきだ。 だから音楽も聴くし、絵…

透明なそれ

言葉にならない透明なそれ。 透明なそれが、私をキーボードに向わせる。 何かを出そうとする。 狂おしいほどの、気持ちの中で、 それはなんだろう、と一人考え込む。 愛? 狂おしいのだ。 もう、いつ狂ってしまってもいいぐらい、 それを見つめていると、ど…

幻想の中に真理がある

真理とは掴めそうで掴めない、 雲みたいなものなのかもしれない。 薄っぺらな世界の輪郭を、それぞれが飛び回り、 私たちはどこへ行くのだろう。 突然、現実を真理の世界に一瞬のうちに変えた、 あの神様みたいな人はどこへ行ってしまったのだろう。 あの体…

脳トイレ

よしもとばななと THA BLUE HERB 食べ合わせがとてつもなくよく、 ぐんぐんとエネルギーが復活する、という塩梅。 よしもとばななは、沖縄の話しの小説を読んでいて、 THA BLUE HERB は北海道在住のヒップホップ。 日本の最北と最南は、やはりマジカルな原初…

精神の強姦

イメージは次々と舞い降りる。 思考はいつの間にかどこかに飛んで行く。 その先にどんな風景が待っているかは知らない。 ただ走っていくその光景をみるだけで、 それにどんな意味があるのか、価値があるのか、 全くわからない。 この世のあらゆるものをキャ…

言葉で表すということ

例えば「どうして私はここに産まれたんだろう」 という、ほんとうに考えたってしょうもないことを考えるのが好きだ。 答えなんかけして出ない。 しかし人間は答えの出ないことを考えてはいけないわけではない。 むしろ答えの出る問題ばかり考えているほうが…

TBH

最近THA BLUE HERBにハマっている。 「今さらなんで」と自分でも思うけれど、 ハマるに相当する全てがアルバムに詰まっている。 彼らのライブは今まで3回観ている。 7年前下北沢で、4年前長野で、先月名古屋で。 なんだかんだで、彼らは私の意識の周囲を浮…

夢の中へ

世の中の理不尽に怒っていた。 人がやってる悪いことが目について頭の中に入って来た。 自分がやってる悪いことは棚にあげて。 そういう汚い矛盾に苦しんでいた。 世界は捻曲がって、よじ曲がって、 なんとも居心地の悪いところだった。 そろぞろと、頭の中…

日常に潜むちいさな奇跡

日常というものは不思議なもので、 だらだらと際限なく続くものなのかと思うと、 けしてそうではなく、 時々、非日常が舞い降り、 我々は小さな奇跡を目撃し、 この世の深淵に触れる。 思えば、こんなどうしようもない人間だけども、 これまでに奇跡はいくつ…

ピナ・バウシュ

ヴィム・ヴェンダース監督のピナ・バウシュの映画を見てきました。 本当に魂が解放されました。 きっちりと自由になりました。 やはりありとあらゆる本物の表現の根底には、 人間の魂を解放する作用が必要なのだと思いました。 そうでなくては、芸術とは言え…