家族依存症

うち絶対これだよなー、とね。
MSNのニュースに取り上げられていたんだけど、
ぐさぐさきた。
 
この問題は、
「家を出たい、自立したい、離れたい」
の、気持ちの裏に楽して生きたい、という気持ちもあり、
そして、その気持ちを助長させる親がおり、
なんとも悪循環なことが起きているように思う。
結局さ、ひとりでは何も出来ない、しない母親の存在って、
私の人生にどんな意味をもたらしているんだろう、って思うわけで。
親も親で、別に子どもに対して、申し訳ないという気持ちも、
微塵もないみたいだし、それが子として当たり前の努めだろうと、
気持ちがいいぐらいに堂々と生きていて、
まぁ、変にしみったれて生きているよりは、マシかと思って、
なんとかやっている。
昔よりも随分個人の時代にはなってきているけど、
それでも人という字は支えあって出来ているように、
どんな時代になっても、どこかで誰かや、
何かに依存しなくては生きていけないようになっているんだと、思う。
人は人と関わり合わないと生きていけない。
 
いい男が居て、結婚したいと思ったら、すぐにでも結婚して、
家を出るのだから、それまでの時間だと思ってのんびりしているけど、
結局、誰とも結婚しないで親とずっと同居して、
親とともに歳をとって、気がつけば、子どもを産めない歳になってて、
「あーあ」てことになったとしても、
それなりに、楽しい日々を過ごせるのなら、
まぁいいか、としなくちゃいけないのだろう。
 
全てが完璧にうまくいくなんてことは、この世では起こりえない。
まぁいいか、の気持ちが全ての潤滑油になっていく。
全てを手放した瞬間に、全てを手に入れる感覚。
 
そんな問題も、植木等の言うところの、
「見ろよ 青い空 白い雲 そのうちなんとかなるだろう」
ということだろう。