もうこんな時間

何でもひとつのものを創ろうとする時の、気持ちよさってある。
もちろん、途中でうまくいかなくなったり、つまずいたり、
少し気にくわないところがあるとやり直してみたり、
なかなか手こずることもあるけれど、
そんな風にやり込む作業は嫌いではない。
手間暇かけることの大切さ、みたいなものを、
とうとうと考える。
今の時代パソコンがあって、やり方をちょっと習って、
ささっと創ってしまえば出来上がるのだけど、
やっぱりきちんと手を使ってそれなりに時間をかけるという作業は
大事だと思う。
やっぱり何事も創ることは楽しい。
創っている間は、自分の全神経をそこに注ぎ込んで、
自分が持っているもの全部を使ってどうしたらさらによくできるか考える。
そういうのってすごく健全というか、
有り様として正しいと思うのだ。
 
突然話はかわり、夢ってものの新しい解釈を最近解った気がした。
現実の延長線上の自分の在り様というか、
結局、常に今しかない。
そんなことを考えている。
現実に打ち込み続ける先の自分は結局は現在の自分そのものなのだ。
世界は実にシンプルに出来ている。