かわいこちゃん

バガボンドとピューと吹くジャガー
読みに久々に漫画喫茶にいく。
井上雄彦宮本武蔵を通して書きたいことについて、
もやもや考えつつ、改めて、いやすごいなー、
と感激した。
ひたすら美しいです。
バスケや、剣士や、仏師や、刀匠や、
物事を極めていく際に見る、
宇宙的で普遍的な美しさと言うか、
もはや何を言っているのかよくわからなくなるぐらいの、
そういうものがあるんだと思う。
うすた京介は相変わらずおもしろいことを発見し続けていて、
ほんと尊敬するというか、ギャグ漫画家の、
ギリギリの感じが私は好きだと思った。
この二人は、私の中で、
現在の漫画界におけるツートップだ。
 
最近ときどき午前中に集まってDJの練習などをしている。
いちおう、操作を間違って音楽が途切れないように、
基本的なことだけ教えてもらってやっているのだけど、
次々に自分が好きな音楽を自分の好きなようにかけるというのは、
結構たのしいものである。
大学生の頃付き合っていた彼氏は、
家でこそこそとレコードをかけて、
繋ぎの部分を成功させては喜んでいたけど、
まぁ、音楽好きならではの、何か発散方法と言うか、
他人の褌で相撲をとるというか、
そういうのがあったんだろう。
どうしようもなく暇で、ひとりで音楽聴いてるうちに
勝手に盛り上がってしまった行き場のない気持ちの、
行き所のひとつだったのかもしれない。
というかそもそも、大学生の頃から、
友達が勝手に音楽のイベントを企画して、それに参加して、
ワイワイやっていたのだ。
なんと、やってることというか、
楽しいと感じることは、
全然変わってないではないか。
そういうところを、もうちょっと伸ばしていくといいかもしれない。
 
昨日、仕事帰りにおかげ横丁をふらふらして、
ロウソウ屋さんにふらふら入っていったところ、
見知らぬかわいこちゃんに声をかけられる。
突然「おぼえてる!?」なんて言われて、
こんな女抱いたことないよ!
みたいな、プレイボーイの気持ちになってみたりしていたら、
クラムボンのライブの時ここ座ってもいいかなってきいたんだ」
と、説明してくれたので、
あー!
と、無事解明した。
その子は、そこでキャンドル教室を開いている先生だった。
キャンドルもたくさん売っている。
クラムボンのライブよかったねー、
と思い出話で盛り上がり、クラムボンの出待ちをして
写真を撮ってもらったという話も聴いて、
はー、この愛らしいキャンドル達はクラムボンの力も借りて、
作られているのねと、感動したのだった。
私はどうも、何かを創っている女の子に弱いらしい。
てか、好み。
素直にまた会いたいと思った。告白。
伊勢のかわいい子達とたくさん出会いたいと切実におもう、昨今。
そういった意味で今週末のガールズナイトはたのしみだけど、
私好みの女の子は少ないかもしれない。
が、目はスカウトマンのごとくギラギラさせていることにしよう。
とにもかくにも、女の子っていいわー。