くるしいよ

人生全然悪くない。
結構恵まれているほうだとも思う。
それなのに、ちょっとずつ苦しい事が
積もってゆく。
状況は刻々と変化している。
「君に会えてよかった」と、
「君さえ居なければよかった」
の気持ちはが同じ人物の中に起こる。
どんどん嫌いの気持ちが強くなる。
最初小さいシミのようなものだった違和感が、
どんどん膨らんで大きくなる。
気付いてないと思ってるみたいだけど、
ちゃんと知ってるんだよ。
くるしいよ。
人間の愚かさとか、軽率さとか、意地悪さとか、
気にするほどのことじゃないのに、
気にしてしまうこととか、
色んなことが重なって見えて、
もう耐えられない。限界だ。
目を背けたい。
クールに、軽やかに生きていたいと思っているのに、
いつも無様に転んで、すり傷ばっかりで、
泥だらけなのだ。
それでもやっぱり、君を好きだから、
諦めきれずに、明日を迎える。