幸せの種類

人にはたくさんの幸せの価値基準があるけれども、
自分にとってどういうことが幸せなのかという事を、
自分が知る事がとても大切なのだろうと思う。
で、実はその幸せの基準というものも、
どんどん変化していて、
子供の頃幸せだと感じていた事と、
今幸せだと感じる事が全く一緒だとは限らない。
もっと言えば、一年前に幸せだった事が、
今幸せだと感じるかと言えば、
そうでもなかったりする。
人は変化し続けている。
人は結局のところ、
自分の意思ではどうにも出来ない変化に、
対応し続けているにすぎない。
そして変化するから、色々な事を経験する事が出来る。
そんな風に仕向けられている。
私は今の幸せを大切にしようと思う。
じっと見つめて、耳を澄まさないと、
気が付かないような、
日常の当たり前の幸せにちゃんと気付くこと。
そういう事を大事にしようと思う。
今はそういうことをしたい時期なのだ。
他人の世界にばかり魅了されて、
自分が居なくなってばかりいては、
自分の世界がわからなくなる。
自分の感覚を大切にすることで、
今自分がやるべき事が自然とみえてくる。
すると日々にリズムが産まれる。
芯からブレて不安に陥ることもなくなる。
リズミカルに単調に反復する平和な日々を、
愛しいと感じるところから、全ては始まる。