おいしいところ

谷川俊太郎の詩が無性に読みたくなって、
唯一持っている詩集『魂のいちばんおいしいところ』
を、読む。
“おばあちゃんの家で昼寝して夢精”
のイメージは、
ちょっと谷川俊太郎の詩に近いのではないか、
と、ふと気が付いたので。
そして、谷川俊太郎ソング・ブックに収録されている、
原田郁子の“ぴあの”も思い出したので、
久しぶりに聴いてみる。
うん、やっぱりこういうことだと納得。
こういうの。
こういう世界。
どっぷりと浸かっていこう。
自然と魂が行きたい方向に、
味わいたい世界に向かわせてみよう。
限りなく自由に。
思いがけない世界に到達したり、
随分遠くのほうに来てしまったとしても、
私はもう驚かない。きっと。

谷川俊太郎 SONG BOOK

谷川俊太郎 SONG BOOK