エノラ・ゲイ

昨日は友達とウディ・アレンの映画鑑賞会を開催した。
友達おすすめの『タロットカード殺人事件』と
アニー・ホール』を観る。
最初に『タロットカード殺人事件』を観たのだけど、
スカーレット・ヨハンソンは果たして美人なのか
美人でないのかという疑問が浮上し、
友達と話し合った結果、胸はでかいし、
なんとも言えないセクシーさがあるんではないか
という結論に達した。
友達は、ウディ・アレンが出てきて
手品している姿を見ているだけで、
ゲラゲラ笑っていた。
続けて『アニーホール』を観た。
友達は、なぜウディ・アレンがモテるのか
よくわからないと5回ぐらい言っていた。
私はなんとなく解るような気がしていたのだけれど、
確かに解らない人には解らない魅力のような気もする。
それは、私がジャニーズの魅力がよく解らないのと、
同じようなことだと思う。
ウディ・アレンはまずユダヤ人であるという事だけで、
かなり魅力的だと私なんかは思ってしまう。
そのうちユダヤ人についてじっくり調べてみようと思っているのだけど、
沖縄に行った時に、日本人とユダヤ人の子供が
一番IQが高いというような話を聞いた事もあり、
ユダヤ人と出会えるものなら出会ってみたいと
思ったけれど、どこに行けばユダヤ人と出会えるのかちっとも解らないし、
ウディ・アレンを観てると、友達になったら楽しそうだけど、
付き合ったりしたら面倒くさそうだと思った。
しかしやはり、なにやらシンパシーのようなものは感じるのは確かだ。
第二次世界大戦中どちらもコテンパンにされた民族だからだろうか。
ユダヤ人である事に対する神経質なまでの、
コンプレックスや憂鬱に妙に共感してしまう。
いつの時代も出る杭は打たれるし、突出した能力は他者を不安にさせる。
ああ、私が見ようとしている世界はなんだろう。