ワンダーフォーゲル

 僕が何千マイルも歩いたら
 手のひらから大事なものがこぼれ落ちた
 思い出の歌口ずさむ
 つながらない想いを土に返した
 土に返した
 
 今なんで曖昧な返事を返したの
 なぜ君はいつでもそんなに輝いてるの
 翼が生えた
 こんなにも悩ましい僕らも歩き続ける
 歩き続ける
 
 つまらない日々を小さな体に
 すりつけても減りはしない
 少し寂しくなるだけ
 
 ハローもグッバイもサンキューも
 言わなくなってこんなにも
 すれ違ってそれぞれに歩いてゆく
 
 僕が何千マイルも歩いたら
 どうしようもない僕のこと認めるのかい
 愛し合おう誰よりも
 水たまりは希望を映している
 映している
 
 矢のように月日は過ぎて
 僕が息絶えた時
 渡り鳥のように何食わぬ顔で
 飛び続けるのかい
 
 ハローもグッバイもサンキューも
 言わなくなってこんなにも
 すれ違ってそれぞれに歩いてゆく
 

ワンダーフォーゲルって2000年の曲。
今から十年前。17歳。
やっぱ私らはどんぴしゃの世代やね。
それにしてもこの曲の歌詞最高だな。やはり。
今聴いてもちゃんと染みる。
19歳の時、音楽を全然知らない私を、
赤坂ブリッツくるりのライブに
連れてってくれた友達に感謝したくなった。
音楽ってものがどれだけ楽しいものか、
彼らのはしゃぐ姿を見て学んだ気がする。
4月1日朝熊山に登山することになった。
だから今日は1日中くるりワンダーフォーゲル
頭から離れなかった。
山はいいぞー。きっと。
ところで山伏ってなんだろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%BC%8F
へー、なるほどね。