過剰な人

今月末に仕事を辞めるので、
雑用のような気楽な仕事ばかり回されている。
それはそれでラクチンでいいんだけど、
その仕事さえも、もう無いような感じで、
上司もどうしよう、みたいに困っていたので、
明日は休んであげる事にした。
なんて優しいんだわたし。
ここのところ仕事に頭を使わない分、
超個人的な妄想に埋没している。
でもちゃんと電話にはとる。
たまに名前聞き逃すけど。
すごく色んなことを考えていて、
一人で勝手に怒ったり、落ち込んだり、悲しくなったり、
持ち直したり、なだめたり、喜んだり、安心したりして、
結局元通りになって、なんか夢オチみたいだと思った。
私が好きになる人および、好きになられる人の傾向、
みたいなことを、分析していたんだけど、
過剰である、というひとつの答えがでた。
たぶん私も相当なにかが過剰なんだろう。
これから何かを変えなくちゃいけない、
と思っていて、
でも、多分何も変らないような気もして、
これからどこへゆくのかなぁ、
なんて、ぼんやりと未来を予想しても、
何も見えてこないし、
気持ちは揺れて、コントラストは曖昧で、
私が本当は何を求めているかなんて事は自分でもわからないのだから、
他人の気持ちなんて皆目見当つかなくて当然で、
だったら他人を思うなんて無意味なことのように
思うけど、やっぱり色々と手探りで、
何かのしっぽを掴もうとしている。
本当に、びっくりするぐらいに、
確信できる確かなものがない、
ということに、ふと気が付き、
それは心許ない不安、と同時に、
どこまでも溶け込んでいけそうな甘い自由さと、
めんどくささとが交じり合って、
なんとも言えない倦怠と、
眠たくなるような霧の中いる。
というか、いつまでこんなこと言ってれば
気が済むんだろう。
どうやらまだまだ色んなことを先延ばしにしたいらしく、
そんなことして、あっという間に歳が勝手に
積もってゆくのだ。
全く成長が遅くて嫌になる。

うわっ、やっぱ超いい曲。