会えないようにできている

漫画の『モテキ』が読みたくて仕方がなくなったので、
漫画喫茶に行って完読。
うーん、色々と考えさせられたなー。
私が男だったら主人公みたいな男になっていたような気がする。
東京で、いつまでたってもすぐ辞められる派遣社員でフラフラして、
全くモテなくて、自信がなくて、童貞で、
上から目線のブログを書きまくって、
現実の人間関係の希薄さを紛らわそうとする。
まぁ、だいたい今と似たようなものか。
主人公の中学時代にも非常にリンクする。
地方の田舎のマンモス校で、不良がやたら多くて、
マンガを描いて妄想の中で生きる。
つくづく男じゃなくてよかったと思った。
漫画の主人公みたいな人生ハードすぎる。
ちなみに、このマンガを描いている人は女の人なのだけど、
女の人なのにここまでわかるか!?というかんじ。
いや、女の人だからここまでわかってしまうのかもしれない。
聖☆おにいさん』の作者も女の人だし、
ここのところ女性の漫画家も随分進化してきたなぁ、と思った。
 
現在彼氏が居ない友達2人と恋愛話をした。
好きな人が随分長い間、現れない子と、
好きな人は出来るけれど、既婚者だとか、年上とか、
とにかく成就しない恋ばかりをしてしまう子と、
出会いはあっても、あいまいな付き合いしかできない私。
本当に種様々な恋愛経験&恋愛観でおもしろかった。
駄目な人がいい!ヒモがほしい!なんて発言もあり、
いろんな理想の恋愛の形があるもんだなぁ、と思った。
そしてやっぱり彼氏という存在がなかなか出来なさそうな3人だと思った。
共通するなにかがあるようだけど、
それが何なのかはよくわからないけれど、
とりあえず彼氏がほしくて仕方がないというのは共通している。
つまり誰かを愛したいし、誰かに愛されたい。
ただお互いがスペシャルであると認識しあえる誰かを
強く求めているのだけど、それが難しいのだ。非常に。
 
結婚まで漕ぎつけるその二人の間には一体なにが起きるのか。
市川海老蔵&麻央の披露宴の話題が頭をよぎりながら、
そういうことを、悶々と考える一日だった。
早くも海老蔵が女性週刊誌を賑わせる日が待ち遠しい。