物語りを物語れ

人間は馬鹿である。


ナチスドイツにおけるユダヤ人虐殺、
カンボジアポル・ポト政権下における大量虐殺、
長崎、広島への原爆投下、
ベトナム戦争イラク戦争


あり得ない事はあり得る。
それは歴史が実証済みだ。
結局、戦争は強欲で馬鹿な大人の男どもが作った、
くだらない壮大な物語である。


日本でもオウム真理教の麻原や、
原発を推進し利権に群がる人間達だって同じだ。
彼らは違う次元に生きているのだけど、
同じ世界に住んでいるのでややこしい。
大勢の関係ない人々が巻き込まれる。
ただただ、迷惑である。


「平和なんか一人の馬鹿がぶっ壊す」
馬鹿は結構たくさん世の中に居る。
馬鹿達に突如ぶっ壊される。
もみくちゃにされて、ぼろぼろになって、
かろうじてここに生きているような感覚になる。


物語りが必要だ。
多くの人が共有できる言葉の羅列だ。
言葉は、人と人を繋ぎもし、離れ離れにもする。
言葉は魔法。
たくさんの次元のリアルが重なって、
世界は機能している。
たくさんの次元のリアルを取り込んで、
私はここに生きている。


異次元を繋ぐ言葉。
今、世界に必要なのは分断化された次元を繋げることである。
解放し交流を深める。
そうすることで世の中はより豊かになるのだと、
私はおもう。