ふれあい押し問答

本当はもうひとつのブログ「人生なりゆき」向きの内容なのだけど、
なぜか使えないのでこちらに書いてみます。


きゃりーぱみゅぱみゅの「PONPONPON」のPVを観ていると、
イラク辺りに居るイスラム教を熱心に信仰していて、
今にも自爆テロなどを起こしてしまうような人たちの事を思ってしまうのはなんなんだろう。
やっぱりこの世は変テコな世界だーなーと。


レイハラカミさんの2006年まで更新されていた伝説のブログ、
「ふれあい押し問答」を読み返してみた。
やっぱりものすごくおもしろかった。
ハラカミさんが言葉が表現できることの限界を感じながらも、
言葉でたくさんハラカミさんワールドを表してくれていて、
たくさん勉強になりました。


改めて思ったのが、やっぱり音楽をする人の文章だ、ということ。
ハラカミさんのリアルが音楽ではなく言葉でどしどし伝わってくる。
言葉で音楽をしている、というかんじ。
ハラカミさんが表したいことは全て音楽にあるんだろうけど、
ハラカミさんが言葉でふざけたり、時々真面目に伝えようとしたことを、
私はこれからもおもうだろう。


名言もたくさん残されていて、新たな発見もありました。
ビーチボーイズが好きだったという事や、
一番好きな細野晴臣さんアルバムは「MERCURIC DANCE」ということや、
スズキスキー氏のことがどれほど好きだったか、ということや、
スズキスキー氏のことを一度だけ「ごぼう」と呼んでいたりとか、
2005年〜2006年にかけてのハラカミさんの貴重な言葉が、
ネット上でいつでも観れるというのは素晴らしい事だと思い、
いい時代に生きてるもんだと思いました。


レイハラカミさんは今後研究対象になるべき人物であり、
というか、音楽の本質を人類が知る上で重要な情報を豊富に提示している、
希有な音楽家であり、これからもどんどんハラカミさんの曲を聴き込んで、
私たちは学ぶべきなのだろう。
というか、私はハラカミさんの一体何を知っていたというんだろう。


「答えはない」


これこそがとんでもなく完璧な答えだと思う。