2011-01-01から1年間の記事一覧

考えない人

今、考えることがない。ほんとうにない。 ということに気が付いた。 時々こういうことが起こる。 人生の台風の目のようなところを通過しているのかもしれない。 ぼけーっとして、この世のありとあらゆる問題から、 解放されているようなそんな気持ちがする。…

星の夢

最近「地面が夢をみているのではないか」というようなことを考えている。 地球上には様々な土地柄があり、 その土地それぞれに多種多様な文化と民族があり、 それらでこの星は構成されている。 そして地球には引力がある。 引力によって、私たちはこの星に引…

ASA-CHANGのタブラボンゴ

漫画喫茶から更新しております。 先日神戸のグッケンハイム邸で大好評だった、 ASA−CHANGによるタブラボンゴのワークショップが名古屋で開催されます。 打楽器に興味がある方、何か楽器を始めてみようかと目論んでいる方、 ASA-CHANGが優しく丁寧にレクチャ…

猫とトンボ

猫がパソコンに水をこぼしてからというものキーボードが狂っている。 みなさんこんばんわ と、打とうとすると、 み8なさんこ9んばんw2あ と、なる。 そう、斜め上の数字がもれなくついてくるのである。 打てないことはないのだけど、いちいち数字を消さな…

ふれあい押し問答

本当はもうひとつのブログ「人生なりゆき」向きの内容なのだけど、 なぜか使えないのでこちらに書いてみます。 きゃりーぱみゅぱみゅの「PONPONPON」のPVを観ていると、 イラク辺りに居るイスラム教を熱心に信仰していて、 今にも自爆テロなどを起こしてしま…

子どもの呪い

自分で自分にかけた呪いについて考えた。 子どもというのは本当に残酷だ。 他人を傷つけられない子どもは、代わりに自分自身を傷つける。 リストカットできるぐらいならまだマシかもしれない。 無言で、もの凄い力で、全力で、 私は私を傷つけた。「つまんな…

マアジナル

田口ランディ氏の「マアジナル」を読む。 「アルカナシカ」もすでに読んでいたので、するっと読めました。 一竹辻が花、シュレーディンガーの猫、ハリーポッター、など、 私が今年に入って出会ったものや、日々考えていたことが、 続々と出てきておもしろか…

海の底に降り注ぐ月の光

月が綺麗だ。 ここのところ、月の光の中で眠りについている。 なにか素晴らしいものが自分の中で滔々と満ちていくのを感じる。 静かで、清らかで、ほんのり暖かい。 実際、月が発する光に熱はないはずなのだけど、 心のなしか暖かい気がする。 月の光は人の…

2011年8月12日 私の宣言

美しい人に会って色々と気付いた事がある。 私が訳もなく不安になったり、心が揺れたりしていたのは、 この世界はほんとうに簡単にそれぞれの意思によって成り立っていて、 意思が無くなればすぐに消え去ってしまう頼りない世界だということだ。 世界を創り…

言葉のチカラ

村上春樹さんのカタルーニャ国際賞受賞スピーチ全文。 村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ 我々日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった sci 2011年8月6日 広島市長 平和宣言 広島市 - 平和宣言【平成30年(2018年)】 2011年8月9日 長崎市…

続・美しい人

やっぱり、今日も一日後悔の念の中で過ごしている。 過ぎ去った事をうじうじ考えても仕方がない。 でも、私はもうしばらく、飽きるまで、うじうじと考え続けるだろう。 恋が始まる瞬間のあのきらめきの中に留まって、 私の中で一体何が起きたのか、分析する…

美しい人

今日は人生で初めて一目惚れというやつをした。 もはや「一目惚れ」や「恋」なんていう使い古された陳腐な言葉を使ってもいいものか悩むぐらいに、 人生観がぐらいついた一日だった。 ちょっと詳しく記しておく。 私は伊勢神宮の近くの喫茶店でアルバイトを…

物語りを物語れ

人間は馬鹿である。 ナチスドイツにおけるユダヤ人虐殺、 カンボジアのポル・ポト政権下における大量虐殺、 長崎、広島への原爆投下、 ベトナム戦争、イラク戦争。 あり得ない事はあり得る。 それは歴史が実証済みだ。 結局、戦争は強欲で馬鹿な大人の男ども…

日本の夏

日本の夏は特別だと思う。 原爆投下、終戦、敗戦、お盆。 高校球児は炎天下の中で優勝を目指して闘う。 若い命を懸命に震わせる。 花火。海、山、川。 全ての物事が色濃く深い。 この世とあの世がシンクロしやすくなる。 夏と言えば、私の子どもの頃は心霊番…

夜に逃げろ

夜、窓を開けると気持ちがいい風が部屋を吹き抜けていった。 窓から空を見上げるとチカチカと点滅して、居場所を知らせながら飛行機が飛んでいた。 おぼろげな光の点滅は雲の影に隠れたみたいで消えてしまった。 格安で買ったベルギー産の缶ビールを呑みなが…

命の循環

ここのところ涼しい。 夜はぐっすりと眠り、朝すっきりと目覚める。 真夏のうだるような暑さはしんどいけれど、 なんだか懐かしくなり、少し寂しい気もする。 久しぶりによしもとばなな氏の「キッチン」を読んだ。 途中で様々な事柄が頭の中に浮かびなかなか…

I Can't Stop Loving You

人が死んでも泣かない私が泣いた理由について考えた。 もちろん私自身ものすごく悲しいのもある。 でも、ただのいちオーディエンスに過ぎない私でさえこんなに悲しいのに、 もっと近くに居て、彼を慕っていた人々はどれほどの悲しみを背負ってしまったんだろ…

おむかえ

私は人が死んでも泣かない人だと思っていた。 これまでどんな有名人が亡くなろうが、 どんな災害でどれだけ大勢の人が亡くなろうが、 おじいちゃんやおばあちゃんが亡くなろうが、 悲しいことだと思いはするが泣くことはなかった。 私は今回あまりの衝撃に耐…

ふるさと

怪我をした猫を癒すこと、朝顔を育てること、親を保護すること。 私が得意なことってドラクエで言うとホイミだ。 ホイミしかできないと言ってもいい。 田口ランディ氏の「アルカナシカ 人はなぜ見えないものを見るのか」を読んでいる。 久しぶりの田口ランデ…

夜明け前

台風が通過した。 激しい雨と風が通り過ぎて行った。 その後の静けさの中にいる。 日常が戻ってきた。 私はカレーを作った。 市販のルーで作る家庭的なタイプのものだ。 それしか作れない。 鶏肉と、茄子、ピーマン、ジャガイモ、タマネギ、 そしてトマトを…

魂の浄化

久しぶりに3日連続でアルバイトをした。 心地よい疲労感。 労働はよいもんだと思いました。 こんなテイタラクが働く場所があってよかった。 心の底からありがたい。多謝。 私は行き詰まっていた。 いや、進行形だ。行き詰まっている。 自分がどんどん停滞し…

魂の排泄

時々、ぐわーっと辛くなる。 そうなると文章を書きたくなる無性に。 言葉を考え言葉を吐き出すことの快感。 巧いとか下手とか誰の為とか関係なく私は言葉の世界に埋没する。 言葉で全てを表したい。 気持ちとか気持ちとか気持ちを。 狂いだす前に言葉にする…

ゆらぎ

善をつくりだすのも、悪をつくりだすのも、人間だけだ。 私の中で善と悪のあいだをゆらぎ、 その時、その時の光景が広がる。 そのゆらぎのもっと深いところ。 そこにいつも居れたら、私はなにも悶えなくとも済むのだと思う。 ぐにゃり、ぐにゃりと、 世界は…

近未来

3.11からそろそろ早4ヶ月。 震災が精神にどのような影響を受けたか考えてみる。 仏教への関心が高まった。 私だけなのだと思ったら様々な雑誌が仏教を取り上げ、 書店も仏教関連の本を店頭に並べている。 それだけ需要が高まったということだろう。 生きてい…

音楽と信仰

七尾旅人氏が出演した佐野元春氏のソングライターズを観た。 音楽をやっている人間が音楽を信じ切る姿がそこにあった。 これから音楽をやる人間、今まで音楽をやってきた人間、 音楽に携わる全ての人間にエネルギーを注ぎ込むような内容だったように思う。 …

溢れ出した黄金

現実というのは、それぞれが引き寄せているものである。 それは起こり、私たちを喜ばせたり、悩ませたりする。 家族という社会を考える。 私は家族について考えている。 家族はそれぞれの個性と思考をもってそこにいる。 そして共に暮らしている。 大切にし…

摂理

「摂理」とは。 キリスト教における概念で「すべては神の配慮によって起こっている」ということ。 近年ではわいせつ事件を起こした男が教祖の韓国のカルト宗教の団体の名前として知られている。 どんなに素晴らしい意味の言葉でも、胡散臭い宗教に利用される…

物語りを物語ること

ユングとブッダはとても似ているということを知る。 私たちの奥の奥のほうには何があるのかということ。 そこにある景色は、感覚は、世界は、 言葉でどのように表現されるべきなのかということ。 私はひとつの到達すべき地点にやっとやってきたように思う。 …

恍惚の人

友人のお姉さんに赤ちゃんが産まれて、 その話しを聴いていると、赤ちゃんいいなーと思う。 突然我が家に赤ちゃんが湧いてでないものかと思う。 赤ちゃんが産まれてくるまでの、めんどくさい男女のやり取りや、 噂で何度も耳にする股から出てくるときの激痛…

自己治癒力

この頃、一時の世界の暗黒ぶりに比べて随分明るくなってきた。 あの暗黒はなんだったんだろう。 あの暗黒は消え去った訳ではなく、 いつも私の中に潜んでいるものなのだけど、 あそこまで表に出てきたのは初めてだった。 きっといつも押さえ込んでいる世界な…