2012-01-01から1年間の記事一覧

繋ぐ世界

繋がり、繋ぐ。 世界を繋ぐ、世の中を繋ぐ。 繋がり方が、その人の品格。 世界の見方。 その人がどんな世界を見たいかは、 繋がり方でわかる。 繋ごう自由に。 繋ごう世界を。 手を伸ばしてみよう。 そしたら、わかるかもね。 自分が求めるもの。 自分が欲し…

おかあさん

みんなお母さんが好きだという。 みんなお母さんの言う通りにしなくちゃとおもう。 私はお母さんがきらい。 お母さんはお母さんていう場所に、 どっしりと座って、家族を守るとか言うけど、 ほんとうは、自分が欲しいものを持って来て欲しいための、 かけひ…

ことば

言葉というものは、 なにか、世界を、ぎゅっ、と乱暴に、子供みたいに、 掴んでいる、感じがして、 ちょっと疲れる。 でも、私はときどき、世界を、 ぎゅっ、としたくなる。 ぎゅっ、とした分、安心もするけど、 自分も傷つく。 たぶん、無理を、しているの…

エラー

自分にエラーを出し、 他人にエラーを出す。 このエラーであり拒絶感はなんだろうかと思う。 そうかと思うと、 全てを受け入れたいという思いに駆られる事もある。 汚い、気持ち悪い、消したい。 そいういう感覚に支配されることが、 発作的にある。 自分も…

ひびきあい

この世界は響き合いだけで出来ている。 私たちは常に響き合っている。 響き合いは楽しいのである。 響き合いは快楽だ。 世界はたくさんの響き合いで出来ていて、 それ以上も、それ以下もない。 世界を音で眺めてみると、 世界は単純に素晴らしいところのよう…

take and take

私は大学生の頃からブログというものをやっている。 始めてからもうそろそろ10年近く経とうとしている。 所属していたゼミの一環で自分のホームページを創るというのがあり、 それがきっかけで書き続けている。 大学生の頃は気楽にふざけたテンションで書い…

女で始まり女で終わる

NHKでやっていたオウム真理教の特集番組をみる。 なにが恐ろしいって、あの事件の本質的な問題が、 今だ誰ひとりとして解明できていないということだ。 いや、むしろ明白な解明を避けているのかもしれない。 あの事件を解明するということは、 日本人の隠さ…

終わりは始まり 始まりは終わり

最近、友達に教えてもらった猫ブログをめちゃくちゃ見ている。 すぐ飽きるかと思ったら、 読めば読むほど奥が深く、納得させられ続け、 ずーっと読んでいる。 「あれ、これが俗に言う洗脳ってやつ?」 と冷静にに判断を下す自分が居る一方で、 ぐんぐん頭の…

救われる日々

「うわーもう駄目だー」 という、やや自暴自棄な精神状態のときに、 すっ、と手を差し伸べられる。必ず。 差し伸べた本人は全くそういうつもりはない。 たまたま偶然、私がそういうタイミングのときに、 私に情報を手渡す。 しかし、なぜだか幾度となく救わ…

祈りと呪い

伊勢神宮は祈る場であると同時に、呪いの場でもある。 日本の結界の要である。 やわらかな日の光を降り注ぎながら、 国を脅かそうとするものを封じている。 「アマテラスオオミカミ」 を崇め奉るのと同時に、呪い縛り付けている。 伊勢という地に。 そもそも…

縄文と弥生

友達に「ヤマタイカ」という漫画を借りる。 作者は星野之宣という人。 これがめちゃくちゃおもしろかった。 解りやすく例えると、 「日本版インディ・ジョーンズ」 神話から邪馬台国から大和の流れが、 とても解りやすく書かれている。 もちろん一つの仮説に…

内的葛藤

「内的な葛藤に興味のない人……というか、 あまりそれを経験しないでもよい人生を送って来れた人たちは、 自分の自我を揺るがすような葛藤を怖れるがゆえに他者を批判して叩きつぶすことがよくある。 怖れから生まれる怒りという感情は、 とかく正義と結びつ…

集密書庫

「筋肉をつけなくちゃなー」と思っている。 それは体も心も。 強くて柔軟なものを作れば、 色々なことに怯えなくても済むのではないかと思う。 でも、実際どんどん強くしていったら、 本当に死んでしまうかもしれないな、と思った。 三島由紀夫みたいに「死…

死にたいキモチ

吉本隆明氏の「真贋」を読んでから普通に、 「あー死にたいなー」と思うようになってしまった。 「震えるほど素晴らしい!」という感動と、 「死にたい」が一緒にやってくるすごい本だ。 ほんとに「どうやったら死ねるだろう」と思ってみるんだけど、 どの死…

真贋

吉本隆明氏の「真贋」を読む。 この本が本当におもしろくて今2周目に入っている。 「明るさは滅びの姿」であるという。 世の中はいつだってバカみたいに明るい。 暗いものにはフタをしている。 科学技術など人間の様々な能力が突き詰められ熟練されていく一…

妄想想像

この頃、妄想が半端無い。 ものすごく具体的な事象についての妄想。 こと細かに伸びていく世界。 欲望のままに願望のままにめくるめく世界が脳内に展開する。 これが実際に起きるかというと怪しいのだけど、 高校生の時「高校生のうちに彼氏が出来て自転車二…

答えはない

人生を長く見積もったとしても、もう三分の一の時間を消費した。 どこからかやってきて、どこかに去っていくわけだけど、 私がこの世界でやるべきことは今だわからず。 ぼんやりと時間を見送っているような日々。 生理的ザワザワすることを追いかけたら何か…

辺境の民

ASA-CHANG&巡礼に始まり、 ASA-CHANGのタブラボンゴナイト インド古典音楽、ヨシダダイキチ(シタール)+U-zhaan(タブラ) ASA-CHANGのトークレクチャー 「民族音楽 奥の細道」 インド古典音楽、新井孝弘(サントゥール)+U-zhaan(タブラ) 北欧音楽カ…

黄金に光る草原

気が付くと「退屈だなぁ」という気分で。 退屈ということは、つまり平和だということ。 平和を楽しむ事が少しばかりヘタクソなだけ。私が求めているのはいつか見たあの風景。 どこか懐かしさがあるあの空気。 そういうものに手を伸ばしながら生きてるのも悪…

春と修羅

「春と修羅」というのは宮沢賢治の詩集なのだけど、 久しぶりに「序」を読んだらやっぱり素晴らしかった。 以下引用。 わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) 風景やみんなといつしよに せは…

自由と束縛

いつのまにか私は色々なことに束縛されていることに、 ふと気付く。 投げ出せないことが目の前にある。 それはどこからどう考えても、 そういうポジションにならざるを得ない事柄で、 選択の余地はない。 なので、たんたんとこなす。 感情的にはならない。 …

今日より明日

生きてると色んな気持ちになる。 色んな景色が私の中を通り過ぎる。 「ああ、自分はこういうことに直面するとこういう気持ちになるんだなぁ」 となる。 それはもちろん良いことも、悪いことも。 人間てほんとに成長するのかな? と思う。 ちっとも変わらない…

暴力と腐敗と再生と女

昨日は進富座で「ヒミズ」を観た。 園子温監督の映画を初めて映画館で観た。 震災の絶望感と、一人の青年の絶望感をリンクさせ、 ズタボロの暗黒の世界を彷徨い、 そっから這い上がらせようという作品。 「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」を経てみると、 素…

音楽できない

私はわりと「自分」というものの感覚が薄い。 薄いから、すぐに他人の感覚によってしまう。 他人の感覚によると自分の感覚が消える。 私はよく他人になる。 他人の「物語」や「音楽」によって引っ張られると、 私は「不安」になる。 私は多分「音楽」ができ…

最近号泣したこと

最近ふとしたことで泣く。 「こんなところで泣くんだ、自分」 と、自分に驚くことが多いのだけど、 例えば、最近では母親の昔話で泣いた。 これと言って、悲しい話しではない。 ただ母親が子供の頃の家の様子を突然滔々と語ってくるだけなのだけど、 それを…

ASA-CHANGの正しさ

ASA-CHANGの「民族音楽 奥の細道 in 伊勢」が無事終了した。 予想していたよりも多くの人たちに来てもらえた。 それが本当によかった。 これは前々から思っていたのだけど、 「ASA-CHANGは正しいなー」と思う。 その正しさは多くの人々を切ってしまう、 そう…

黒い蛇と白い猫

昔からの分裂気味の体質に具体的な形を与えてみた。 それが、黒い蛇と白い猫。 私は二つの生き物を心の中で飼っている。 どちらも死なない。 いつも私の中に住んでいいて、 私が死んだら二つも死ぬ。 もしかしたら私が死ぬのと同時に、 黒い蛇と白い猫だけ私…

子どもはやがて腐る

なんでも主流ってモノがある。 例えば東京で流行ってるものが世の中の主流だったりする。 何年か遅れて地方にやってくる。 この街にもやっとスタバもやってきた。 「スタバだ、スタバだ」とワイワイする。 主流以外に発生するものがある。 それが主流に勝る…

東京vs地方

毎週水曜日に配信される都築響一さんのメールマガジン、 「ROADSIDER'S weekly」が楽しみで仕方がない。 毎回内容がめちゃくちゃ濃くてワクワクしている。 今回は「いちばん近くて遠い街 釜山逍遙 前編」と、 「田原総一郎 x 三上寛 ドキュメンタリーの原初…

洗脳について

最近「さみしい」という感覚が随分薄くなってきた。 全然さみしくない。 こう書くと強がってるみたいでなんか嫌なのだけど、 本当にさみしくないのである。 かえって誰かと居るときの方がさみしくなる。 相手のさみしさが乗り移ってくるときもあるし、 考え…